LUNASIA TIMES
lunasiatimesインタビュー高尾美智子さん03
2010年01月21日

高尾 美智子(たかお みちこ)
9歳からバレエをはじめ、東京、京都でバレリーナとして活躍した後、寺田バレエ・アートスクールの代表に。バレリーナ育成の一環として子供たちをキエフ国立バレエ学校に研修留学させるなど交流を深めてきた。その功績が認められ、2002年には、ウクライナ大使館より表彰される。また2003年には、聖スタニスラフ勲章を受勲。NPO法人子供の城アートセンター代表、京都キエフ交流の会代表などを務め第一線で活躍する。
<第三部>美しく歳を重ねることが私の目標なのです(最終回)
―高尾さんご自身が、普段から心がけていらっしゃることはどんなことですか。
生活のなかでは、体にいいものを食べることや、毎日体を動かすことなどを心がけています。けれど、何より大切なのは、気持ちです。美しく歳を重ねることが私の目標なのです。その目標をかなえるために、日々の心がけを「あいうえお」で表し、いつも心で唱えるようにしています。「あ」明るく、「い」イキイキと、「う」美しく、「え」笑顔で、「お」おおらかに(笑)。簡単なようで、なかなかできないことですからね。

―では、最後に読者の方へメッセージをお願いします。
本物の出会いと学びは「百聞は一見にしかず」です。レッスンや教育には多くの言葉は必要ないんです。いかにきちんとした姿を大人が子供に見せられるか。大人は子供の鏡であるべきです。子供を信じること、子供の目線で考え教えることが必要です。才能ある子供を育てたいなら、大人こそが、凛とした姿を子供に見せるべきだと思います。自然の姿でね。

寺田バレエ・アートスクール
アヒルを白鳥に!バレエを教育として捉え、素晴らしい海外の先生や本物の芸術との出会いを通じて確固たる理念を基に指導を展開されています。また、日本の伝統芸術を教育・躾の礎、心の糧として行われています。

スクールへのお申込・見学は下記へ
〒606-8311京都市左京区吉田神楽岡町8-180
Tel.075-751-7944
Fax.075-752-1228
http://www.teradaballet.org/
取材をおえて・・・
有言実行とは、高尾さんのことではないでしょうか。「大人は凛とするべき」口では簡単にと言えますが、なかなかそれを日々実行することは難しいものです。高尾さんは、凛としてお美しく、そして明るく、イキイキしていらっしゃいます。今年で古稀を迎えられると聞き、なおさら驚きました。教育という大きな課題をものともせず、常に前向きに進まれる高尾さんのような女性になりたいと、心から思いました。
中井 忍(ライター)
出版社勤務、情報雑誌の編集長を経てライターに。食、和雑貨、伝統文化など取材ジャンルは幅広いが、何より酒と肴に目がない。著書に『京の手土産』(日東書院)、『京都 和こもの手帖』(山と渓谷社)、『京の一生もん』(紫紅社)、『まるごと京野菜』『京都おもてなしの逸品』(青幻舎)などがある。