LUNASIA TIMES

lunasiatimesインタビュー高尾美智子さん02

2010年01月20日

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高尾 美智子(たかお みちこ)
9歳からバレエをはじめ、東京、京都でバレリーナとして活躍した後、寺田バレエ・アートスクールの代表に。バレリーナ育成の一環として子供たちをキエフ国立バレエ学校に研修留学させるなど交流を深めてきた。その功績が認められ、2002年には、ウクライナ大使館より表彰される。また2003年には、聖スタニスラフ勲章を受勲。NPO法人子供の城アートセンター代表、京都キエフ交流の会代表などを務め第一線で活躍する。



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<第二部>「バレエは躾でもある」と思っています

―宜弘さんは、今もキエフで活躍されているとか。
 おかげさまで、トップバレエダンサーとして世界中で公演活動させていただいております。2002年には、芸術家としての功労を認められ、ロシア聖教会より聖スタニスラフ勲章を、また2003年には、クチマ大統領よりウクライナ功労芸術家の称号をいただきました。また、日本とウクライナの交流に貢献したとして、京都市からも国際交流の表彰をいただいております。


―けれど、日本とキエフの間に立たれ、いろんなご苦労があったのでは?
 そうですね。まだ義務教育中の子供たちを留学させるということで、教育の問題もありましたし、生活習慣や考え方の違いなどもあり、また、日本側の保護者の身勝手な行動により先方にご迷惑をおかけするということもありました。一時は、このままでは続けられないのではないかと思ったほどです。けれど、交換研修はお互いの技術を磨くため、また京都とキエフ、日本とウクライナの真の国際交流のためにも必要だという結論に達し、現在では強い絆で結ばれ、30年以上の時がながれました。


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―高尾さんにとって、バレエとはどんなものですか?
 いつも言っていることですが、私は「バレエは躾でもある」と思っています。丁寧に続けてレッスンすることで、きちんとした挨拶や身のこなし、先輩や先生を敬う気持ちも自然と身につくものです。うちでバレエを習った子供たちが、たとえバレリーナにならなくても、バレエを土台にして自分の道を切り開いていってくださっているのがうれしいですね。うちでバレエを習われた方のなかからも、厳しいことで知られる宝塚に入られた方が何人もいらっしゃいます。また、いい結婚をされた方が多いんですよ。きっとここでバレエだけでない、人として大切なことを学んでいかれたからではないでしょうか。また、私は、月に1回、生徒さんたちに茶道をお教えしています。お作法やしぐさはもちろんですが、日本女性としての気遣いやもてなしの心を学んでいただきたいからです。
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寺田バレエ・アートスクール
アヒルを白鳥に!バレエを教育として捉え、素晴らしい海外の先生や本物の芸術との出会いを通じて確固たる理念を基に指導を展開されています。また、日本の伝統芸術を教育・躾の礎、心の糧として行われています。
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スクールへのお申込・見学は下記へ
〒606-8311京都市左京区吉田神楽岡町8-180
Tel.075-751-7944
Fax.075-752-1228
http://www.teradaballet.org/


中井 忍(ライター)
出版社勤務、情報雑誌の編集長を経てライターに。食、和雑貨、伝統文化など取材ジャンルは幅広いが、何より酒と肴に目がない。著書に『京の手土産』(日東書院)、『京都 和こもの手帖』(山と渓谷社)、『京の一生もん』(紫紅社)、『まるごと京野菜』『京都おもてなしの逸品』(青幻舎)などがある。

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